以下のカーボン抵抗のデータシートを参考に。
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トレランス・・・個体ごとのばらつき（誤差）。カーボン抵抗だと2%とか5%とか。33kΩの±5%だと31kΩ〜35kΩくらいの変動がある。
温度係数（T.C.R.）・・・温度による抵抗値の変動。以下を見ると、+350ppm-500ppm(parts per million)ほどの変動がある。+350ppmは100万分の350=0.035%である。＋50℃の温度変動がある環境で使用すると、温度が上がると抵抗値は上がるので、+0.035*50=+1.75%の抵抗値変動が生じる。トレランスと違って半固定抵抗などで簡単に調整が効かないので、高周波回路では精度を左右するファクターになる。
