はんだごてのコテ先

こて先選択ガイド
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では、「ワークより小さめ」「ワークにピッタリ」「ワークより大きめ」のうち、どれが一番良いのでしょう? 白光が提案するのは、「ワークにぴったり」のこて先サイズです。 ワークより小さいとワークにうまく熱が伝わらず、作業時間も長くなります。ワークより大きいものにいたっては、その大きさゆえに基板を傷付ける可能性があるのです。

https://www.hakko.com/japan/tip_selection/selection_1.html

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そのため、同じサイズでも可能なかぎり蓄熱量の高いこて先を選んでください。そこから、狭ピッチであるなどの様々な条件を考慮して、少しずつサイズをおとしてください。

蓄熱量の差が、温度ドロップ22℃という数値で違いがでました。 温度ドロップが小さいということは、同じ設定温度にもかかわらず、作業時間の短縮(143秒-110秒=33秒)が可能となり、はんだ付け時間が短縮されたということは、こて先の酸化も抑えられるという結果になるのです。
鉛フリーはんだ対応製品に加えて、ぜひ、こて先のサイズもじっくり検討してください。そうすれば、いっそうのはんだ付け環境の向上が見込めます。

https://www.hakko.com/japan/tip_selection/selection_2.html#step2

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