完成!EAGLE+ModelaでPCB基板をつくる。CAM Processorの使い方

元記事の方法で出来たのでメモ。
http://ailab.t.u-tokyo.ac.jp/~aoki/tutorial/pcb/step3.html

ボード図でCAM Processor を開く。
Open>Jobs>fablab-mill-n-drill.cam でロードする。

設定するパラメータはXオフセットのみ。
今回は基板の長さが1辺1.44inchなのでXオフセットを1.5inchに設定した。
(1.4inchとか小さい値にするとプロット座標が負になって失敗する)

スクリーンショットを載せておく。
アクティブになっているレイヤーは、

mill > 20:dimension(外形線), 46:milling(切削パス)

drill > 45:holes(ドリルで開ける穴)

ボード図上でのレイヤーの対応関係。

mill(dimension, milling)


drill(hole ※見づらい。実はドリルの点が書いてある)

注意点として、自分の環境ではmillの方の!PZが50,20になってたこと。
PZは沈下方向が負なので、はじめの数字が正の値50になってるのはおかしい。
銅箔は30ミクロン(0.03mm)なので、!PZ,-20,50に設定した。
(削る厚み20mil=20*0.001inch = 20 * 0.01 * 25.4mm =~ 0.5mm。10milでも十分。)
(追記。まじめに計算すると、35ミクロンは約1.38ミルなので、
!PZは-2とかでいい。あっても困りはしないので今後は10ぐらいでいこうと思う。お好みで)

完成した基板。

実際は穴が貫通してないのだが、これはdrillingの方の!PZを変えてやれば良い。