ダイナモLEDの理論についてまとめておく

このページにお世話になります。
http://www.kansai-event.com/kinomayoi/cycle_light/CL.html
ダイナモでLEDを光らせるためには、つぎの2点が必要です

1.交流→直流への変換(LEDは逆電圧で破壊されます)
2.電圧を一定にする(高電圧をかけるとLEDに過大電流が流れて破壊が起きる)
(実は電圧を一定にするだけでなく、電流も一定にする必要があるー後述)

(1)を整流と呼びます。これはダイオードブリッジ回路(全波整流回路)で達成します。
(2)を行うための方法として、以下の3点があります。

(a)シャント型レギュレータ(並列型定電圧回路) ーツェナーダイオード(定電圧ダイオード)を回路に並列に挿入します
(b)シリーズ型レギュレータ(直列型定電圧回路) ー三端子レギュレータを回路に直列に挿入します
(c)DC-DCコンバータ ー直流におけるトランス(変圧器)みたいなもの。今回用いるのはたぶん絶縁型フライバック式降圧タイプ。
FETの高速スイッチングでコイルに大きな自己誘導起電力を発生させ、その起電力が電源電圧Vccに加算されるので電圧を上げることができる。(非絶縁型チョーク式昇圧コンバータ)

また、定電流化するために以下の2点の方法があります。

(i)トランジスタ2石を用いる定電流回路
(ii)DC-DCコンバータの定電流化