ツェナーダイオード、ショットキーバリアダイオード、シュミットトリガ

この3つをよく間違えるのでメモ

ツェナーダイオード(定電圧ダイオード

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通常のダイオードにもツェナー降伏する電圧(ツェナー電圧)が存在するが、ツェナーダイオードではツェナー電圧が小さくなるような工夫がされている。ツェナーダイオードに逆電圧をかけて用いることで、定電圧の動作をさせることができる。
ツェナーダイオード - Wikipedia

ショットキーバリアダイオード(SBD)

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PN接合ではなく金属とN半導体の接合でつくる。順方向電圧が小さい。
高速なスイッチングが可能。
デメリットとしては、逆方向電流が大きい。
ショットキーバリアダイオード(SBD)とは | 半導体製品 | 新電元工業株式会社- Shindengen
今さら聞けないスイッチング電源の基本Vol.6 ショットキーバリアダイオード | 過去メルマガ一覧 | 加美電子工業株式会社
ゲルマニウムダイオードも順方向電圧が小さい
www.youtube.com
順方向電圧が小さいダイオードは、上記の動画のように、熱したカッターの刃(酸化皮膜→半導体のように振る舞う)と鉛筆の芯(黒鉛)で作ることができる

シュミットトリガ

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入力電位に対して出力がヒステリシス特性をもって反応する回路
オペアンプのヒステリシスコンパレータと同様の動作と考えて良い?
シュミットトリガ - Wikipedia
Wikipediaをみたらシュミットトリガの実現の一つがヒステリシスコンパレータということで良さそう